育てにくいと言えないママへ!HSCの赤ちゃんを見極めるヒント・対応方法教えます

周りの赤ちゃんと比べるとよく泣くし、寝かしつけにも時間がかかるし、どこか育てにくさを感じる。ママ友に話しても「うちもそうだよ~」「気にしすぎじゃない?」と言われるだけで解決しない。

そんな時にHSCという言葉を知って、もしかしたらうちの子はHSCかもしれない!?
と、夜な夜なスマホで検索しているのではないでしょうか。赤ちゃんの頃でもHSCって分かるの?HSCだったらどう対応したらよいの?など、沢山の不安を抱えていらっしゃいませんか。

そこでこの記事では、以下について分かりやすくお伝えします。

  • HSCの赤ちゃんの見極め方は?特徴3つをご紹介
  • HSCの赤ちゃんと発達障害の赤ちゃんはどう違う?
  • いつ頃どんなきっかけでHSCだと分かったの?年齢別3つの体験談!
  • HSCの赤ちゃんに困った!こんな時どう対応すればよいの?
  • 赤ちゃんがHSCだったら今後どうなるの?(園には入れるの?仕事は続けられるの?)

同じ悩みを持つ先輩ママの体験談も紹介していますので、是非ご覧ください。

HSCの赤ちゃんの見極め方は?特徴3つをご紹介

HSCは、生まれたときからすでにいくつかのHSCの特徴を持っています。以下の特徴3つが、自分の赤ちゃんにあてはまるかどうか、チェックしてみてください。
(『ひといちばい敏感な子』より一部引用)

1、よく泣く

1つ目はよく泣くこと。
よく泣くと言っても、特に初めての子どもの場合は、どれくらいが目安なのか分かりませんよね。

生後4か月ごろまでの乳児で、栄養状態もよく病気もないのに、1日に3時間以上激しく泣くことが、週に4日以上ある

というのを目安にしてみてください。小児科医の間では、このような場合は周囲からの刺激に敏感だから泣くのだ、という認識があります。

ただ、よく泣くのにはさまざまな背景があり、必ずしもHSCとは限りません。また、HSCでもあまり泣かない子もあります。よく泣くというだけでは、子どもが敏感かどうかは判断できず、他の点にも目を向けなくてはなりません。

2、眠らない・すぐ目を覚ます

2つ目は、眠らない・すぐ目を覚ますこと。
生後6か月頃になると、HSCの多くは、眠りにくい、すぐに目を覚ます、といったことが起こります。これは、HSCがいろいろなことに気が付くようになり、自分にかまってほしくて周りの注意をひこうとするからだと言われています。
以下に当てはまるような場合は、HSCの可能性が高いかもしれません。

・生後5カ月~9か月で、夜12時から朝5時までの間に目を覚ますことが週に3回以上ある。
・生後10か月以降で、目を覚ます頻度が減らない。

3、注意力がある

3つ目は注意力があることです。
アーロン博士は敏感な子供の特徴として「注意力があること」を取り上げており、これが一番いい指標だと言われています。

注意力と言ってもピンとこない方も多いと思いますので、具体例も紹介します。

・細かいことに気付く
・母親の動きをしっかり目で追う
・じっと親の顔を見ているときに、その内面まで見ようとしているように感じる
・よく耳を澄まして、周りの気配を感じている、その様子は真剣そのもの

明確な基準があるわけではありませんが、親だからこそ気づける感覚的なこともあります。

また、HSCでは新生児のときから親の気持ちを感じやすいと言われています。「寝かしつけの時に、親がイライラしていると全く寝付かない。でも親が機嫌が良い時はスーっと眠りに入る」といった経験も子供の注意力が高い兆候と言われています。

HSCの赤ちゃんと発達障害の赤ちゃんはどう違う?

それでは、HSCの赤ちゃんと発達障害の赤ちゃんはどう違うのでしょうか。発達障害は、ある程度の年齢にならないと症状がみられにくいのですが、早ければ1歳ぐらいから、平均でも5歳ぐらいになるとだんだん特徴が現れてくると言われています。

ここでは、特に早い段階から特徴が表れる自閉スペクトラム症について、代表的な特徴を4つご紹介します。

【自閉スペクトラム症の乳幼児の特徴】
1、抱っこを嫌がる
抱っこをしようとすると体をこわばらせてのけぞったり、火が付いたように泣き出したり、体に触れられることを極端に拒否するようなことがあります。機嫌が悪くて嫌がっていることもありますが、毎回続くようであれば少し注意が必要です。

2、なかなか目を合わせない
赤ちゃんというのは好奇心が旺盛ですから、目に入るものに視線を向けていくものです。お父さんやお母さんと向き合っているときも、通常はアイコンタクトのようにコミュニケーションをとります。しかし、自閉スペクトラム症の場合は社会性が正常に育たないため、周りの大人や子どもに対して強い関心を持つことができず、目を合わせません。

3、表情に乏しい
通常の赤ちゃんは喜怒哀楽がはっきりと表情に現れます。言葉がしゃべれない赤ちゃんでも、相手の表情から感情を読み取っていたりするものです。しかし、自閉スペクトラム症の赤ちゃんは表情が乏しく、あやしたり名前を読んだりしてもあまり反応しません。大人のまねをすることも無く、言葉を理解している気配がないことも多いです。

4、クレーン現象・逆さバイバイ
「クレーン現象」
何かしてほしいことがあっても、自閉スペクトラム症の赤ちゃんは自分の気持ちを伝えるのが苦手です。要求したいことがあると言葉でお願いするのではなく、お父さんやお母さんの手をつかんでいきたい場所まで引っ張っていくクレーン現象を行うことが多いのも特徴のひとつです。

「逆さバイバイ」
相手からバイバイをされた時、通常は手のひらを相手に向けてバイバイをしますよね。しかし自分に手のひらを向けてバイバイしてしまうケースがあるのです。これは、自分を相手の立場に置き換えることが苦手だから起こってしまう例としてよく現れる特徴です。

このような特徴がみられる場合は、発達障害の可能性もあるかもしれません。

いつ頃どんなきっかけでHSCだと分かったの?年齢別3つの体験談!

さて、ここまで一般的な知識をお伝えしてきましたが、実際の例が気になるところです。いつ頃どんなきっかけで自分の子がHSCだと分かったのか?

HSCの先輩ママの体験談から、年齢が低い順に3つのパターンを紹介します。

パターン1 1歳でママ友の集まりで違和感を感じた

6か月頃から、何人かのママ友と子連れで集まることが増えました。そのたびに、他の子はなんて社交的なんだろうと思っていました。他の子は、お友達の家でも親から離れて楽しそうに遊んでいるし、おやつが出てくると嬉しそうにもらっている。

一方で息子は、片時も私から離れず、私が少しでも席を外すと大騒ぎ。おやつもママ友からは直接受け取らず、一回私が受け取って息子に渡さないと食べませんでした。

初めての子だったのでそれが普通なのかどうかも分からず、ずっとモヤモヤしていました。

一歳半検診の時にどこか相談できるところはないかと聞いてみると、市の発達相談の窓口を紹介されました。発達相談が予約できたのはもうすぐ2歳になる頃でした。

その時は「発達障害ではなさそう。念のため定期的に様子を見ていきましょう。」とのことでしたが、モヤモヤは解消されず。スマホで「子ども 敏感」など調べまくりました。

すると、ある子育てブログでHSCのことを紹介しているのを見つけ、まさに息子のことだ!となったのです。チェックリストはほとんど当てはまりました。ずっと感じていたモヤモヤが一気に晴れた気がしました。

パターン2 4歳で幼稚園に行きたがらなくなった時

幼稚園に入って3か月くらいたった時の事。
朝になると娘が「幼稚園行きたくない。」と泣き出しました。起きた時は元気なのですが、制服に袖を通すと「え~ん。」と泣き始めるのです。

これまでも園では、絵の具はやらない、リズム遊びはやらない、保育参観は苦手・・
など、細かいところでクラスの活動に馴染めない部分はありました。
先生からも「ちょっと神経質なところがあるかもね」と言われていました。

でも仲の良いお友達もいるし、楽しく過ごしているように見えたのです。そんな娘が急に行きたくないと言い出したので少し戸惑いましたが、弟も生まれたので赤ちゃん返りかも?と様子を見ていました。

しかし、何週間経っても状況は変わりませんでした。毎朝泣きながら幼稚園バスに乗る姿を見て、こちらも辛くなってきました。どうにかしてあげたいと思って「登園しぶり 敏感」と調べていたところ、ある記事で初めて「ひといちばい敏感な子」という言葉を知りました。アーロン博士の『ひといちばい敏感な子』を購入して読んでみると、まさにうちの子!当てはまる部分が多くて一気に読んでしまいました。

パターン3 6歳で不登校になった時

娘は小学校に入学すると突然不登校になりました。自分のブログに日記を投稿していたのですが、ある時「娘さんはもしかしたらHSCではないでしょうか?」というコメントを下さった方がいました。

その時初めてHSCという言葉を聞いたので「はて?HSC?」と思ったのですが、HSC不登校の記事やブログを読んでみると、娘のケースとびっくりするほど似ていました。

それまでは発達障害の可能性も考えて色々調べていたのですが、どれを見てもなんか違う感じがして。でも、HSCはかなり腹落ち感があったんですね。「おぉ、まさにこれだー」って。

親が感じた違和感を見逃さない

このように、HSCだと気付いた年齢やきっかけは様々なパターンがあります。2歳前に気付く場合もあれば、小学生や中学生になって初めて気付いたという場合もあります。

いずれも、親が感じたちょっとした違和感や、子どもが発したサイン(園や学校を拒否するなど)を見逃さずに、調べたり発信したりした結果、HSCにたどり着いているということがお分かりいただけると思います。

HSCの赤ちゃんに困った!こんな時どう対応すればよいの?

では次に、もしHSCだった場合、具体的にどのような対応をすればよいのかをご紹介します。
(参考文献:『ひといちばい敏感な子』エレイン・N・アーロン 1万年堂出版)

1、良く泣くときは刺激を減らす

泣く原因は、刺激や興奮が、多すぎたり少なすぎたりすることがほとんどです。刺激(関わり)が少ない子は、関わりを求めて泣くでしょう。そういう時は、抱っこしてやると泣き止みます。体に異常もないのによく泣くなら、次のような方法で刺激を減らし、泣くのが治まるかどうかみてみましょう。

特にHSCの赤ちゃんは、すぐに刺激が多すぎる状態になるので、刺激を減らすことが必要な場合が多いです。「これ以上の刺激はイヤだ」とメッセージしているかもしれません。

①無理に喜ばせようとしたり、大きな声を出したりしないようにしましょう
②おもちゃ、携帯電話、写真、ベビー用品などを、ベッドの周りから片づけましょう
③眠っている間だけでなく、日中も音を減らしましょう
④子どもが気に入りそうな生活パターンを作りましょう
 できるだけ同じ時間に、同じことをくりかえしてリズムを作っていきます
⑤しばらくは遠出を避けましょう
⑥綿100パーセントなどやわらかい服を選びましょう
⑦室温や、食べ物、ふろの温度が子どもに合うように気を配りましょう
⑧落ち着いて眠りにつけるようにしましょう
⑨だっこやおんぶをしましょう
 刺激の強い場所へ連れて行かなくてはならない時には、しっかりと抱いてあげましょう。
 子どもは安心し、不安からくる刺激を和らげることができます。
⑩外の空気に触れさせましょう
⑪できれば1歳になるまでは、引っ越しや旅行をさけましょう
⑫親がリラックスして過ごしましょう

2、泣き止まない時は、無理になきやませなくていい

スイスの児童心理学者アレッサ・ソルターは、「赤ちゃんを無理に泣き止ませようとしないほうがいい」と言っています。泣くのは不快を表すサインであり、体や心の緊張を解放させる手段でもあるからです。

とりあえず体の不調が原因ではないと分かったら、親がすべきなのは、泣くのをやめさせることではなく、見守り、好きなだけ泣かせておくことです。

HSCの場合、刺激を受けすぎた時には、かまわずにそっとしておいた方がいい場合が多いです。一日を振り返ってみれば、「今日は刺激が多すぎたかな」と分かると思いますので、子どもと静かな部屋に行って休ませましょう。そのとき、体に手を添えてやると、お母さんの手の重みで安心できます。
「大好きだよ。大丈夫だよ。泣いてもいいよ。」と声をかけてあげましょう。

3、眠らない・すぐ目を覚ますときは、刺激のコントロールをする

眠らない・すぐ目を覚ますという場合は、過剰な刺激が睡眠障害の原因となっていることが多いです。

日中に刺激を受けすぎたか、眠る前の音や刺激が強すぎたか、眠れても家の中がうるさくて起きてしまうのか、チェックする必要があります。そして、もし刺激が多すぎるなら、それを減らすことを考えてみましょう。

赤ちゃんがHSCだったら今後どうなるの?

では最後に、赤ちゃんがHSCだったらこの先どうなるの?という点について、2つの疑問にお答えします。

保育園・幼稚園には入れるの?

保育園や幼稚園には入れます。HSCだからといって、入園を断られることは基本的にないでしょう。

もし入園前に子どもがHSCの可能性が高いことが分かっていれば、それを園に伝えておくことをお勧めします。残念ながら、HSCという気質を知っている先生はほとんどいません。「プロなら分かってくれるだろう」と期待したいところですが・・ここは親の頑張りどころです。子どもの気質とこんな対応をして欲しいという希望をしっかり伝えましょう。

また、出来れば入園前に一緒に園に行って、場所や雰囲気を見ておくとよいでしょう。HSCの子は新しい場所・環境・人には敏感ですので、事前の準備が大切になってきます。

ただ、どんなに入念に準備をしておいても、登園をしぶる可能性はあります。朝「行きたくない」と言ったり、園でお昼寝ができなくなったり。子どもの「辛いよ」というSOSに気づいたら、ぜひ家事の手を止めて、話を聞いてあげてください。それはわがままでも大袈裟なのでもなく、HSCの心の叫びです。

ママは辛さを分かってくれた、ママに気持ちを伝えられた、と感じられるだけでも子どもは安心できるでしょう。

仕事は続けられるの?

自分は仕事を辞められない。そんな時に子どもの登園しぶりが出てしまったらどうしよう。と不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。

私は、仕事は続けられると思っています。

「仕事を辞めて子どもに寄り添っていたいけれど、経済的に厳しい・・。」

「仕事を辞めて子どもに寄り添うのが正解かもしれないけれど、今の仕事にやりがいがある。」

など、様々な事情があると思いますが、いずれにしても親が仕事を続ける理由、意味があるのです。中途半端に、どうしよう・・と思っていると、HSCはその不安を感じ取ります。

ブレない軸を自分の中にきちんと持っておくことが大切なのです。親が意志をもって仕事に向かうのは、とてもカッコイイ姿だと思います。仕事を続けることは、決してネガティブなことではありません。親の姿を見て、子どもはいろんなことを学んでいるはずです。

しかし、HSC子育てと仕事の両立は想像以上に大変かもしれません。いざ現実に向かうと、毎日食べて寝て会社に行くだけでいっぱいいっぱいで、子どもに寄り添う時間が作れない事もあるかもしれません。

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まとめ

HSCの赤ちゃんに関する情報をご紹介しました。
我が子がHSCかもしれない?と赤ちゃんの段階で気づいている親御さんは、かなり早い方だと思います。よく赤ちゃんの様子を見てあげているのだと思います。HSCが持って生まれた「気質」は、大人になってもずっと変わりません。

せっかく早く子どもの特性に気づいてあげられたのですから、適切なサポートをして才能を伸ばしてあげたいですね。

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