HSC子育てについて「分かる~」「あるあるー」と共感し合いたいけど、身近なママ友には分かってもらえない。
「HSC不登校の親は、どんな生活してるんだろ?」と聞いてみたいけど、身近に相談できる人がいない。
という思いから、HSCの子育てブログを探している方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、HSCに関するブログを読みまくっていた私が選んだ8つのブログをご紹介します。どのブログも、HSCの子育てをするうえで本当に支えになったものばかりです。
「このブログはどんな人に向いているか」という説明も入れていますので、気が合いそう!参考になりそう!と思えるブログが見つかるのではないかと思います。
※ブログの内容について、情報の正確性を保証するものではありません。あくまで、個人的な体験談として参考になさってくださいね。
【どんな人に向いているか】
・HSCの基礎知識、対処法、体験談をバランスよく見たい方
・こんな時どうしたらよいの?と事例に合わせた対処法が知りたい方
・年齢ごとにどんなトラブルが起こりやすいかの事例を知って、心の準備をしたい方
【プロフィール】
hs-mama
HSCの女児を育てるママ
【ブログの特徴】
HSCの基本知識、HSCを育てる上での対処法やHSCの行動例などがまとめてあります。文が長すぎず簡潔に書かれているので、すきま時間などでも読みやすいのが特徴。
HSCの専門的なことや最新情報を詳しく知りたい方よりは、HSCに関する情報を、分かりやすくまんべんなく見たい方向け。
HSCの対処法は体験談を交えているので共感する部分が多く、すぐに実践出来そうな内容になっています。HSCのトラブル事例は、赤ちゃん、幼児期、小学生、中学生と子どもの年齢ごとに分けて書かれているので、自分が気になるところを選んで読むことが出来ます。今のところ、記事数が多いのは幼児期と小学生のようです。
【どんな人に向いているか】
・HSCの専門知識をしっかり学びたい方
・精神科を受診するのはハードルが高いけれど、医師の視点からのアドバイスを参考にしたい方
【プロフィール】
HIROSHI SAITO
精神科医。自身もHSPで、HSCの小学生男児を育てている。
【ブログの特徴】
HSCブログでは、男性は少数派ですね。精神科医ということで専門的な内容が多いのが特徴です。文章も長め。ブログというよりも本を読んでいる感じに近いです。
「世の中の当たり前にとらわれずに、子どもが自分の意志で、気質に合った環境を選択していくこと。そしてそれを親が尊重すること。」を大切にしていらっしゃいます。
精神科医としての専門知識があるだけでなく、ご自身の半生からの学び、HSCを育てる親としての姿勢がにじみ出ています。
HSC以外の記事もありますが、カテゴリ分けされていますので、興味がある部分を見てみてください。参考書のようにして読むのに最適なブログだと思います。
【どんな人に向いているか】
・子どもの登園しぶり、不登校に悩んでいる方
・親自身が自分の心に向き合いたい方
・HSCの親コミュニティーに興味がある方
【プロフィール】
kokokaku
心理カウンセラー。HSCの小学生男児をホームスクーリングで子育て中。「あの日のボクへ」を書いている方の奥様。
HSCを広め、学校へ行く以外の選択でも親子が幸せに過ごせる社会を目指す活動をされています。
【ブログの特徴】
HSC子育ての体験談がリアルで参考になります。とくに、連載『幼稚園』は読みごたえたっぷり。
幼稚園に行くのを渋り始めた息子さん、最終的に幼稚園を辞めることになったのですが、子どもにどう向き合い、何に悩み、葛藤し、どう決断したのか。
単なる体験談ではなく、カウンセラーとしての観点も凝縮されているので、自分の心に向き合うことができます。小説を読んでいるような感覚で一気に読んでしまいました。子どもの登園渋りで悩んでいる方、必見です。同じように悩んでいる人がいるということが知れて、心強い気持ちになるでしょう。
また、現在小学生の息子さんのホームスクーリングについても紹介されています。子どもの不登校で悩んでいる方には、大変参考になると思います。
https://kanemotikaasan.hatenadiary.com/
【どんな人に向いているか】
・シングルで不登校に向き合っている方
・付き添い登校ってどんな感じなのか知りたい方
・ポジティブなブログが見たい方
【プロフィール】
えがさん
HSCの小学生の女児を育てるシングルマザー
【ブログの特徴】
付き添い登校の記事が充実しているのが特徴です。そしてとてもポジティブです。このブログを読んでいて、出来ないことよりも出来たことに目を向けるという姿勢に感激しました。
例えば「娘が自分の席で出席の返事ができた」など、日常生活のほんの小さな出来事を見逃さずに、出来たね、と成長を喜ぶ姿に、本当に素晴らしいなー。自分は出来ているかなー。と考えさせられました。
前向きに娘さんに寄り添っている姿や、周りの先生や保護者の方にも温かく見守られている様子が伝わってきます。
投資や株主優待など、お金の記事もあって面白いです。
http://christmassrose33712.seesaa.net/article/463992973.html
【どんな人に向いているか】
・「会話」ベースのブログが好きな方
・不登校で担任とのやりとりに悩んでいる方
・児童精神科のカウンセリングの様子を知りたい方
・HSCの子どもが何を感じているのか知りたい方
【プロフィール】
ままあるめりあ
40代女性。HSC気質の息子さんは小学校後半から不登校に。中学2年生になる今は、無理せず休みながら継続登校中。
【ブログの特徴】
このブログは「会話」がたくさん出てくるのが特徴です。特に、小学校での出来事、児童精神科のカウンセリングの様子などが多いです。
入学してからは担任の先生との相性がとても重要になりますが、ちゃんと対話ができない担任もいて、大変な思いをされていたとのこと。担任に何を言われ、親はどう考え、どう行動したのか、かなりリアルに書かれています。
また、息子さんは定期的に児童精神科のカウンセリングを受けていて、主治医の先生の言葉も丁寧に記録されています。他の方のカウンセリングの様子を聞く機会はあまりないので、参考になる部分は多いです。
ブログの中では、息子さん言葉も沢山出てくるのですが、当事者である子どもが、どんな事に苦しみ、喜びを感じ、成長をしてきたのかを垣間見ることができます。
【どんな人に向いているか】
・明るいブログが見たい方
・共働きで不登校の対応に苦労している方
・障害者者手帳がなくても放課後等デイサービスを利用することが出来た事例を知りたい方
【プロフィール】
ohisamahappy
2人の姉妹を育てる共働きママ。HSCの長女さんは現在小学生で不登校。
【ブログの特徴】
大変な経験を沢山をされているのですが、それを明るい口調で語っていて、読んでいて前向きになれるブログです。共働きで近隣にヘルプを頼める親族がいない状況で不登校に向き合っていらっしゃいます。
適応指導教室や放課後等デイサービスなどの見学ひとつとっても、共働きだと結構辛い…。有休の残日数の気になる…。などなど。同じ境遇の方は共感できる部分が多いのではないでしょうか。
また、娘さんは自分に合っている環境ということで、放課後等デイサービスに行くことを決めました。放課後等デイサービスは、一般的に障害児向けで、障害者手帳が必要といわれていますが、ohisamahappyさんの自治体では小児科または精神科の医師の診断書があればOKだったとのこと。
自治体によって違いはあるのかもしれませんが、手続きの方法、注意点など、参考になります。
【どんな人に向いているか】
・不登校の状況、親の心境、学校側との対応などの体験談をじっくり見たい方
・学校に通う以外の選択肢について、実際に見学してみた感想を知りたい方
【プロフィール】
edamame100
2人の兄弟を育てる40代専業主婦。HSCの次男さんは現在中学生でフリースクールに通っている。
【ブログの特徴】
小学1年生の頃から不調を訴えるようになり、3年生の頃から不登校になった息子さんのことについて、そして親の心境について、かなり赤裸々に書かれています。記事は時系列でずらりと並んでいるので、徹底的に体験談を見たい方向けです。
特に、不登校に悩む親御さんにとっては、共感できるところ、参考になるところがかなり多いのではないでしょうか。
コメント欄には共感の声が沢山寄せられています。
また、現在息子さんはフリースクールに通っていらっしゃいますが、発達支援教室なども体験して息子さんに合う環境を探してこられました。どんな観点でフリースクールを選んだのかも参考になります。
【どんな人に向いているか】
・子どもが不登校で悩んでいる方
・不登校の子どもに仲間を紹介してあげたい方
【プロフィール】
たけるくん
小学生男子。HSC。学校へは通わず、ホームスクーリングをしている。
【ブログの特徴】
2018年4月に開設された、ちょっと珍しいブログ。学校に行かない小学生男子が、毎日の生活を自然体でつづっているというもの。たけるくんの好きなおもちゃ、あそび、りょうりのことなどが日記形式で書かれています。
内容はとても素朴でほっこり。そしてブログの中には、お父さんとお母さんが沢山登場します。それを見ていると、たけるくんは、両親に受け入れられて、尊重されて、安心してのびのびと暮らしているんだろうなーということが伝わってきます。
子ども目線で、親がどんな風に見えているのかって、あまり意識したことはないですよね。
このブログを見ると、親としてとても考えさせられることが多いです。今後たけるくんがどんな風に成長していくのか、そっと見守ってあげたいブログです。自分の子どもが不登校だったら、こんなお友達もいるよと紹介してあげたいですね。
まとめ
いかがでしたか。読んでみたいと思うブログは見つかったでしょうか。HSC子育てをしていると、親が疲れてしまったり、余裕がなくなってしてしまうことも少なくありません。そんな時に一番救いになるのは、仲間です。やっぱり、同じ悩みを持つ親にしか分からないことってありますよね。
HSCを育てる親同士、励ましあいながら、時にはぐちもこぼしながら、一緒に子どもの成長を見守っていけたら素敵だなと思います。
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