HSC子育て経験者が選ぶ!本当に役に立ったHSC本5選

HSC子育てについて学ぼうと思っても、「何から始めたら良いのかわからない」と困っていませんか?

そこで、この記事では、あなたがHSC子育ての知識を身に付け、子どもの才能を十分に引き出すことができるようになるオススメ本を5冊紹介します。

入門編~専門書の順番で紹介していきます。最後にちょっと番外編も。HSC子育て経験者が読んで実際に役に立った本ばかりを厳選しています。自分にはこれが合いそう、読んでみようかな、という本が見つかると思います。

【入門編】『HSCの子育てハッピーアドバイス』明橋大二 1万年堂出版

 ターゲット:HSCのことを初めて学ぶ方
 子どもの年齢:乳幼児~小学校低学年
 オススメ度:★★★★★

著者は精神科医で、スクールカウンセラーや児童相談所での経験も豊富です。アーロン博士の著書『ひといちばい敏感な子』の日本語訳を出版し、日本にHSCの概念を広めた第一人者です。

この本の半分くらいはマンガになっていて、HSC子育てならではの「あるある~」「分かる分かる~」というネタが沢山描かれているのが特徴です。HSCのことを初めて学ぶ方、気軽に読めるものが良いという方向けです。

内容は、
・HSCとはどういう子どもでしょう?
・こんな赤ちゃんはHSCかもしれません
・HSCは「治す」ものではありません。「自分らしさ」を伸ばしていきましょう
・ひといちばい敏感な子の自己肯定感をはぐくむ大切な10のこと
など。

親はHSCをどう受け止めて、どう対応するのが良いかを分かりやすく解説しています。少し難しい内容についても、かみ砕いた表現で説明していて、本当に工夫されていると感じました。HSCの事をある程度学んだ方が読んでも、新しい発見があるのではないでしょうか。

また、この本は、園や学校の先生にHSCのことを知ってもらいたい時にも使えます。HSCについて分かってほしいけど、自分で説明するのは難しいと思ったことはありませんか?「良かったら読んでみてください」と先生に渡した先輩ママも多いですよ。

【中級編】『子どもの敏感さに困ったら読む本』長沼睦雄 誠文堂新光社

 ターゲット:HSC・子どもの心の発達について理解をもう一歩深めたい方
 子どもの年齢:問わない
 オススメ度:★★★☆☆

著者は小児精神科医で、日本で数少ないHSCの臨床医の1人です。北海道でクリニックを開業していますが、わざわざ遠方から受診される方も多いようです。「敏感で繊細な子どもたちを少しでも生きやすくするための手助けになれば」という思いで出版したとのこと。

先ほどの【初級編】と比べると、専門的な内容が多めです。著者が脳の研究をしていたため、子どもの発達に関する脳の仕組みについても解説されています。そのため、使われている単語が少し難しいと感じるかもしれません。

ただ、
・HSCと発達障害はどう違うのか
・HSCを育てるためには親も自分自身に向き合う必要がある
という点についても書かれていて、とても興味深い内容になっています。
子育ての実用書が読みたいという方よりは、HSCや子どもの心の発達に関する理解を一歩深めたい方向けです。

内容は、
・敏感すぎ気質HSCの特性
・困ったときの子育てアドバイス
・敏感すぎて生きづらさを抱えてしまう子どもたち
・こじらせないために親がすべきこと
・その敏感さを「強み」にする

など。

最後には、敏感さを「強み」にして才能を開花させた人たちの実例が紹介されていて、HSCには明るい未来があるんだなーと勇気がもらえる内容になっています。

【専門書】『ひといちばい敏感な子』エレイン・N・アーロン 1万年堂出版

 ターゲット:HSCの概念を提唱したアーロン博士の研究をしっかり学びたい方
 子どもの年齢:乳幼児~大学生まで
 オススメ度:★★★★☆

HSCの本といえばこちらが本家本元。HSCという概念を提唱したアーロン博士の著書です。少し論文っぽい表現もありボリュームがあるので、全部一気に読むのにはちょっと気合がいるかもしれません。アーロン博士の研究をしっかりと学びたい方や、参考書のように必要な部分だけ読みたい方向けです。

パート1では、
親の気質が子育てに与える影響や、HSCが直面する問題など、「敏感である」という気質について、年齢に関係なく一般的なことが書かれています。

パート2では、
生まれてから大人になって自立するまで、乳児、幼児、と年齢別に注意点が書かれています。

・乳児期
・幼児期(家庭生活)
・幼児期(外の世界へ)
・小学生時代
・中学、高校、そして大人の世界へ

と子どもの年齢ごとに章が分かれているので、「自分が見たいタイミングで、見たい箇所だけ見る」というように、参考書のような感じで使うのがオススメです。子どもが大学生になって親元を離れるまで長く使える本なので、HSCを育てる親のバイブルとして、手元に置いておくといいかなと思います。

【番外編1】『ママ怒らないで』斎藤裕・暁子 風鳴舎

 ターゲット:子育てで辛くなった時に助けがほしい方
 子どもの年齢:乳幼児~大学生まで
 オススメ度:★★★★★

精神科医の夫と、カウンセラーの妻によるセラピー本です。ご夫婦はHSCの子育てをしていらっしゃいます。この本はHSC子育てに限らず、子育てで辛くなった時に助けがほしい親に向けて書かれたものです。
やさしい語りかけと、温かい挿絵で、まるでカウンセリングを受けているような安心感、解放感があります。
私はHSCの子育てで限界まで追い詰められていた時にすがるように手に取ったのですが、プロローグを読んだだけで涙が出ました。

この本の中では、”葉子さん”と”ミヨちゃん”という架空の親子が登場します。
葉子さんは、多くの親が気づいていない自分自身の本当の気持ちを代弁し、「解決の必要な未解決の問題」を代わりに体験し、解決への取り組みをしていきます。親子のストーリーのあとに、カウンセラーの解説があるという構成になっています。

HSC子育てをしていると、親の心が安定した状態であることが何より重要だということが分かります。でもそれはとても難しいことですよね。HSC子育てをする親が、辛く苦しくなってしまった時、ヒントがほしいとき、何かを変えたいと思った時、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

【番外編2】『こどもへのまなざし』佐々木 正美 福音館書店

 ターゲット:育児に関わる人すべて
 子どもの年齢:問わない
 オススメ度:★★★★☆

こちらもHSCに特化したものではないですが、子育てをするうえで一度は読んでおきたいロングセラー本です。児童館や保育園などに置いてあることも多いので、目にしたことがある方もいるかもしれません。著者は、児童精神科医で、30年以上子どもの臨床、教育現場に携わってきました。乳幼児期の育児の大切さを語っています。

・子どものありのままを受け止めることが大切
・十分な受容や承認を受けた子どもは、安心して社会に出ることができる

書かれていることは、ごく当たり前のことなのですが、日々の生活に追われてつい忘れてしまうことを、はっと思い出させてくれるような本です。言うべきことはビシっと言いますが、決して親を責めることは言いません。
挿絵は、ぐりとぐらを書いた山脇百合子さんが描いているのですが、それが文章と合っていて本当に温かいのです。

私は娘がHSCだと分かる前に手に取ったのですが、「子どもを信じる力」に気づかせてもらい、とても救われたのを思い出します。何度も読み返したい、子育ての初心を思い出させてくれる一冊です。

まとめ

読んでみたいと思う本はあったでしょうか。子どもがHSCだと分かり、HSCについて学ぼうと思っている親御さん、本当に素晴らしいと思います。学ぶことで、自分も、子どもも、救うことが出来ると信じています。

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2 件のコメント

  • 今日はじめて自分の子がHSCだと言われてこの言葉を知ったばかりです。きっかけは、小学の娘が、給食が全部食べれないから学校に行きたくないといい始めたことです。残して注意されている子はほかにもいるのですが、どうしてそこまで気にするのだろうと思っていました。小児療育の先生に、それはHSCだと指摘され、何のことかと思ったしだいです。ブログをよませていただいて、自分自身の過去を思い出し、周りとの違いを感じていたことを思い出しました。私は、勉強はできましたが、授業参観で挙手をしたことはありませんし、優秀だとほめられてもちっともうれしくなく、悲しいドラマは本当に見れなくて、どうして世の中に悲しいお話を作るのか、やめてほしいと思っていました。私自身がHSPなんだと思い、子供にも同じ気質があるのだ、過ごしやすく環境を整えるように協力しようと思っています。先生も知らないだけ。親が働きかけて動かしていくしかないですね。

    • 藤本さおりさま
      コメントを頂きありがとうございます。小児療育の先生がHSCという言葉をご存知だったのですね。日本ではまだまだ認知が少ないと思っていたので驚きました。
      娘さんの気持ちが分かってあげられるというのは、娘さんにとって何よりの安心材料になると思います。分かるがゆえに辛いことも出てきますが・・藤本さんのおっしゃる通り、親が一番の味方になり、子どもが過ごしやすい環境になるように働きかけていくしかないのですよね。HSCの子どものために頑張っていらっしゃる方と、離れていてもこうして繋がれるのだなーと実感できて、私の方が勇気をもらえました^^ありがとうございました。今後とも末永く、よろしくお願いいたします。

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