どこよりも詳しく解説!HSCの原因とは?

自分の子がHSCの可能性があることを知ると、
「HSCの原因ってなんだろう?」
という疑問がわいてきます。

特に親もHSPの場合は、
「HSCって遺伝するの?」
「自分の育て方が悪かったの?」
「自分がHSPであることが関係しているの?」

と不安になっている方も多いと思います。

この記事では、そんなHSCの原因に関する情報を、HSCの娘を育てた経験者が解説します。

具体的には、

  • HSCの原因は?
  • 親がHSPの場合はどんな影響があるか

についてポイントをご紹介していきます。

HSCは生まれ持った気質

HSCとは、生まれつきとても敏感な感覚、感受性を持った子どものことをいいます。
HSCになる原因は何なんだろう?と疑問に思う方も多いと思いますが、この敏感さは、病気でも障害でもなく、単に生まれ持った気質によるものです。

つまり、生まれつき手先の器用な人がいたり、足のはやい人がいたりするのと同じように、とても敏感な気質をもった人たちがいるだけ、ということなのです。

HSCの医学的な原因は無い

HSCに関しては様々な研究がされていますが、医学的な原因はありません。
ちなみに、自閉症やADHDはどうでしょう?
これらは脳機能の障がいですが、実は、詳しい原因は明確になっていないのです。脳機能の障がいでさえ原因が分かっていないのですから、単なる気質であるHSCの原因を特定しようとするのは難しいことなのです。

生存戦略のため?

「そうは言っても何か理由があるはずでしょう。」という方のために、アーロン博士の著書に面白い説があったのでご紹介します。HSCのような気質をもつ子が一定数産まれてくるのには、生物の生存戦略として必要だったというのです。

おそらく全ての種には、2種類の「性格」があることが分かりました。一つは、HSCのように敏感で、ささいな情報を察知し、全てを確認してから進むタイプ。もう一つは、大して注意を払うことなく大胆に進んでいくタイプです。前者のタイプは少数派です。

なぜこのような2種類の性格が存在するのでしょう。想像してみてください。2頭のシカがおいしそうな牧草地にいます。1頭はしばらく動かず、敵が周りに潜んでいないかを確認しています。もう1頭はすぐに草に飛びつきます。敵がいる状況ならば、周りを確かめないシカは敵に襲われ死んでしまいます。もし、敵がいない状況ならば、注意深いシカは草を食べ損ね、それが続けば栄養失調や病気で死に至ることもあるでしょう。

1つの群れに2つの戦略、つまり2つの「種類」のシカがいることにより、その日の状況がどうであれ、群れ全体の生き残る確率が高くなっているのです。

『ひといちばい敏感な子』エレイン・N・アーロン より

HSCのような「慎重派」は、生物が生きのびていくためには必要不可欠な存在ということなのです。こう考えると、なんだか壮大ですね!

親がHSPの場合に気になるポイント

さて、子供のHSCについて調べているうちに、自分にも当てはまる部分が多いことに気が付いた方も多いのではないでしょうか?大人の場合は、HSP(Highly Sensitive Person)といいます。

ここでは、親がHSPの場合に気になるポイントについて説明していきます。

HSCって遺伝するの?

HSCは持って生まれた気質ですので、遺伝的なものだと言われています。顔や体型が似るのと同じように、敏感な気質も遺伝する可能性があるということです。

しかし、非HSCの親御さんのもとにHSCの子が生まれることもありますし、親子共にHSCであっても敏感さの表れが全く違ったりすることもあります。

人間は、2万個以上の遺伝子の様々な組み合わせによって作られていますが、遺伝子を持っていても、そのスイッチが入る場合と入らない場合があります。例えば、ガンの遺伝子をもっていても、スイッチが入らなければ発病はしない。ということです。
もし親がHSPで子どもがHSCだった場合は、HSCの遺伝子のスイッチが入ったということですね。顔や体型が似ているのと同じくらいの感覚で受け止められると良いのかもしれません。

HSCって育て方が原因?

HSCは持って生まれた気質だとは分かったけれど、それでもまだ、自分の育て方に何か悪い所があったかもしれないと思っている方もいるかもしれません。繰り返しになりますが、育て方が原因でHSCになることはありません

親がHSPだからこそ出来ること

アーロン博士の研究によると”敏感な気質が長所となるか不安のもとになるかは育て方で決まる”という結果が出ています。

親がHSPの場合、その敏感さゆえに色々と不安になることも多いかもしれませんが、敏感だからこそ出来ることがあります。
例えば以下のようなことが挙げられています。

①子供の感じていることがよく分かる
②弱点に向き合った経験がある
③自分を認めることで子供の自己肯定感が高まる
④HSCの深い問いかけに向き合える
⑤適切なボリュームで会話ができる
⑥食べ物の好み、趣味、センスが似ていて共感し合える

まとめ

HSCは生まれ持った気質であり、医学的な原因はありません。もちろん、育て方が原因でHSCになることもありません。
子どもの「敏感さという才能」をありのままに受け入れて、その子らしい花を咲かせてあげられたら素敵ですね。

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