中学受験する?しない?HSCの進路の考え方

HSCの中には、お家で過ごしている子も小学校に行っている子もいますが、

「中学受験どうしよう?」

と悩む時期がくるかもしれません。

特に首都圏の受験は過熱していますよね。私の住むエリアはそんなに都心ではないのに「クラスの7割は受験する」と言われているほど。

HSCが周りに流されずに自分にあった進路を選ぶためには、中学受験をどのように考えていけば良いのでしょうか?

この記事では、中学受験の一般的なメリットデメリットや経験談を参考にしながら、HSCならではの中学受験の考え方についてお伝えしていきます。

HSCの中学受験メリット・デメリット

一般的なメリットデメリットを参考に、HSCならではのメリットデメリットを考えていきます。特にHSCにとって重要な項目は赤字にしています。

メリット

まずはメリットから。

  • 小学校でうまくいかなくても心機一転
  • 校風が自分に合っているところを選べる
  • AO試験で独自の感性を活かせる
  • 親子の絆が深まり家族が成長できる
  • ストレス対応力が鍛えられる
  • 私立は先生の異動がなく、学びの環境は安定している
  • 思考や学力レベルがある程度似ている人が集まるから、質の高い授業、仲間同士での議論ができる
  • 中高一貫校など、エスカレーター式で進学できる学校は、居心地のいい校風や人間関係がそのまま進学しても引き継がれる安心感がある

小学校の環境が合わなかった場合でも、自分に合った環境を選び直すことができるという点はHSCにとって大きいメリットになりそうです。私立や中高一貫校は、独自の校風や特色が出やすいので、自分にフィットする学校が見つかる可能性もあります。

また、AO入試がある学校もあります。好きなことや得意なことがある場合、自分なりの視点や感性で極めているものがある場合は、それを活かせるチャンスがあります。

デメリット

次にデメリットです。

  • 競争にさらされて劣等感や苦手意識をもちやすい
  • 小学校不登校の場合、通知表の中身、欠席数が合否に影響する可能性もある
  • 進学しても環境が合わない場合もある
  • 受験勉強の精神的、時間的負担(平均3年、最低でも1年は必要)
  • 経済的負担
  • 成績・順位・合格判定・模試などがストレス
  • 親子で衝突する
  • 受験テクニックの習得だけで受かっても、入学後についていけない

受験はやはり競争にさらされます。自分の学力が偏差値で評価されます。競争自体は悪いことではないし、上手く使えば成長につなげることもできます。

競争環境におかれてもさほどストレスを感じない子もいますが、HSCにとってはストレスになりうる可能性は高いでしょう。

また、小学校をお休みしていた場合は、通知表や欠席数が合否に影響することもあります。

HSCに中学受験する?しない?経験者の声

世の中の先輩親子は、どのような理由で受験する、しないを決断したのでしょうか?中学の進路選びを経験した親御さんのアンケート結果をご紹介します。

https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/011500157/011900003/
(日経デュアル2019.01.24 記事より) 

受験した理由

 
最も多くの人が選択した理由は、「高校受験の必要がない環境で、中高の6年間をのびのびと過ごさせたかった(過ごしたかった)から」の64.2%。公立中学は部活も忙しく、入学したと思ったらあっという間に高校受験がやってきます。

中学時代を時間に追われるように過ごすよりも、「前倒し」で頑張っておいて、6年間受験を気にせずに過ごしてほしい。これが、中学受験をさせる親の多くに共通する思いのようです。

 続いて多かったのは、「希望する学校の教育方針や校風が子どもに合っていると考えたから」「ある程度同質の子が集まる環境で学ぶほうがよいと考えたから」でした。

受験しなかった理由

最も多かったのは、「小学校のうちは勉強漬けにならず、のびのびと過ごさせたかった(過ごしたかった)から」の66.7%。「受験した人」の動機と対照をなす結果となりました。

 続いて多かった選択肢は、「学力や家庭環境など、多様な子が集まる環境で学ぶほうがよいと考えたから」「高校受験でも魅力的な学校の選択肢は多くあると考えたから」でした。

受験した家庭も、しなかった家庭も、「のびのびと過ごさせたかったから」という理由が1番多いのが印象的ですね。

時期の違いはあれど、受験は子どもが相当の時間とエネルギーを費やして向き合わなければならないもの。どのタイミングがわが子にとって望ましいと考えるかが、進路選びを左右するポイントの一つとなっているようです。

HSCの子は、比較的エネルギーを消耗しやすい傾向にありますから、子どものエネルギーの状態が受験に耐えうるかどうかを慎重に判断する必要があります。

HSCの中学受験で向いている学校の選び方

では、HSCに向いている学校はどのように選べばよいのでしょうか?

中学校以外の情報も含めて調べる

HSCの子に向いている学校は、一般的な中学校だけとは限りません。フリースクールやオルタナティブスクールなどにも視野を広げて調べてみることをオススメします。

既存の教育カリキュラムにとらわれずに、興味関心のあることを探求できる場所やサービスも増えてきています。海外に目を向けてみるのも良いと思います。

こちらの記事の中盤で、子どもの興味関心のあることを深めたり、広げたりすることが出来る居場所やサービスについて紹介していますのでご覧ください。
これからの時代に必要な力って?HSCの強みを活かした勉強法

自分の目で確かめる

気になる所が見つかったら、学校説明会や授業見学、学園祭、オープンスクールなどに参加してみましょう。

日本の教育はいま激変期にあって、学校もすごいスピードで変化しています。数年前の情報や口コミはあてにならないので、親子で実際に足を運び、自分の目で最新情報を得ることが大切です。

パンフレットや学校説明会伝えられた内容と、実際の姿にギャップがないか、実際に生徒の姿や先生の様子を見て確かめましょう。

先輩母によると、文化祭などで在校生に声をかけて、いろいろ質問してみるのもオススメらしいですよ。

中学受験をするかしないかで人生は決まらない

それから個人的には、中学受験をするかしないかで人生は決まらないと思っています。

私は、地方のど田舎の公立小学校・中学校を卒業しました。そもそも通える距離にある中学校は1つだけだったし、中学受験という言葉さえ知りませんでした。

そんな私でも、今は、東京の有名私立校や、中高一貫校を卒業した人と一緒に普通に仕事をしています。差を感じることなんて全くない!と自分では思っています。笑 本当に、どうってことないです。

どんなに有名中学を卒業した人でも、大企業の中で死んだ目をして働いている人もいます。田舎の公立中学を卒業した人でも、自分で起業してワクワク好きなことやっている人もいるんです。

身近でそういう人たちを見ていると、最終的には、自分にあった環境で、やりたいことをやっている人が幸せなんだよなあとつくづく思います。

まとめ

中学受験の一般的なメリットデメリットや経験談を参考にしながら、HSCならではの受験の考え方についてお伝えしました。

世の中には、親の不安を煽るような情報があふれていますので、焦ってしまうこともあると思います。でも最終的には、偏差値や評判や親の価値観にとらわれずに、子どもにあった環境を選べるかどうかが大事だということが言えますね。

子どもが好きなことを探求できる環境、将来の夢の実現のために学べる学校、安心できる居場所になるような学校があって、本人の行きたいという意思があれば、受験にチャレンジしてみればいいのかなと思います。

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