HSCいよいよ小学校!入学前に「やっておくと安心」な3つのこと

HSCの5歳の娘。あと1年で保育園が終わり小学校に入学。小学生のお兄さんお姉さんが登校している姿を見て
「わたしも6さいになったら小学校いくの?」「ひとりで歩いていくの?」と聞いてきた。
「そうだね~」と返事しながら、ふと不安になった。

この子は普通に小学校に通えるのだろうか・・
集団生活に馴染めなくて、いじめられたりしないだろうか・・
不登校になってしまうのだろうか・・

このように、小学校入学を前に、漠然と不安を抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、

  • HSCが小学校入学 HSCならではの苦労
  • HSCが小学校入学 入学前にやっておくと安心な3つのこと

について、HSCの小学生がいる親の声を交えながらお伝えします。

「うちの子もきっと大丈夫!」と前向きな気持ちになると思います。

HSCが小学校入学 HSCならではの苦労

家庭や、幼稚園・保育園で過ごしているうちは、一人一人の子どものペースに合わせた対応してもらえることが多いです。しかし、小学校に入ると、子どもをとりまく環境はガラッと変わります。多くの小学校は、多数派(非HSC)の子どもたちに合わせて集団での活動が進むため、HSCの子にとっては過酷な環境となる場合があります。不適応を起こしやすかったり、大きなストレスを抱えたりする子も少なくありません。

小学校に入学した後、HSCならではの苦労にはどのようなものがあるのでしょうか。

子どもの苦労

「学校がイヤ」「行きたくない」
HSCが必ずしもみんな「学校がイヤ」と感じるわけではありませんが、HSCにとって学校は「非常にストレスを感じやすい環境である」という事を知っておくことが大切です。

「学校がイヤ」な理由には、以下ようなものがあります。

・親と離れるのがイヤ
・慣れるのにとても時間がかかっている
・先生が他の子を叱っているのを見るのが怖い
・先生の威圧的な態度が苦手
・意地悪な子、強い子がいる
・人前で発表させられるのが苦手
・席替えや教室移動が苦手
・給食の時間が怖い
・集団のペースに合わせるのが苦手
・学校の決まりが息苦しい
・発表会や遠足などのいつもと違う行事が苦手
・世話役を任されて無理してしまう
(「〇〇に任せておけば大丈夫」など模範にされて責任を感じる)

そして、子どもの中にストレスが溜まっていくと、何かしらの反応が出てくることがあります。

「学校に行きたくない」と言ったり、身体に不調(朝起きられない、おなかが痛くなる)
が出てしまったり。どんな反応が出るかは子どもによって様々です。

一方で、表面的には何のトラブルも無くこなしてしまう子もいます。HSCは人の気持ちを敏感に察知するので、先生や親が自分に何を期待しているのかをよく感じ取ります。そのため、学校で先生に怒られないように行動したり、率先して褒められる行動をしたりします。いわゆる「いい子」ですね。
「いい子」の場合は周囲の大人が気づきにくいため、問題が隠れてしまうことも多いです。

このように、敏感な気質をもつHSCにとって、学校という環境はストレスを感じやすい場所なのです。そして、ストレスによって反応が現れる場合と、現れない場合があります。

親の苦労

次に親の苦労です。HSCの小学生をもつ親御さんからよく聞くのが、
・不登校や行き渋りが出た場合の対応に悩む
・学校がHSCを知らなくて苦労する

というもの。

具体的には、
「フルタイムで仕事をしているので、登校を嫌がっても無理矢理送り出してしまう。」

「このまま休ませ続けたら、社会に適応できなくなってしまうのではと、子どもの将来が不安。」

「休ませてあげたいけれど、甘やかしているという身内や世間の目が辛い。」

「配慮をしてもらいたいけど、学校側がHSCについて知らなくてうまく伝えられない。」

「自分の子への配慮ばかり主張しすぎると、周りの親から批判されそうで心配。」

など。

特に、世の中の常識にとらわれて追い込まれてしまうというケースが多くあります。
祖父母や身内から、

「学校へ行かせることが当たり前・子どものため」
「学校へ行かないのは甘やかしている」

といった価値観を押し付けられてしまいます。親は、押し付けられた価値観と「本当は休ませてあげたい」という思いの間で葛藤してしまうのです。

また、HSCという概念が知られていない学校の中で、HSCの気質を正しく理解してもらい、配慮を受けられるようにするためには、かなりの苦労があるということも事実です。

HSC小学校入学前にやっておくと安心な3つのこと

さて、HSCの子を守るために、そして親である自分を守るために、入学前に出来ることは何なのでしょうか?いま出来ることを3つ、順番に説明していきます。

①HSCの親同士でつながっておく
②学校以外の選択肢を知っておく
③働き方について考えておく

①HSCの親同士でつながっておく

一番重要で効果的なのは、親が仲間を作っておくことだと考えています。
HSCの親同士でつながることは、「親のメンタルが安定する」「鮮度の良い情報を手に入れることが出来る」というメリットがあります。

HSCの子育ては、時に孤独です。分かってもらえないという辛さがありますよね。そんな時、「ここなら分かってもらえる」という居場所があるだけで、親のメンタルはずいぶん安定してきます。

私自身、HSC子育ての悩みについて共感したり相談したりできる人は身近にいなくて、どこか孤独感がありました。しかし、HSCの親のコミュニティーに入ってから、孤独な気持ちはスーっと消えていきました。HSCの親は、一般的な育児書を読んだり、ママ友にアドバイスをもらっても、「うーん。ちょっと違うんだよなー」と感じることが多かったんです。

でも、HSCの子育てをしてきたママ達の言葉は、「そうなのよ!」「なるほど!」と心に響くものばかり。HSC子育ての苦労や葛藤を乗り越えてきた経験に勝るものはないと思うのです。

コミュニティーに入っているママ達は、自分と同じように悩んでいる親子の助けになりたい、何か自分に出来ることをしたい。と考えている方が多いので、アドバイスを求めると、本当に親身になって相談にのってくれますよ。

こうした居場所があるというのは、親にとって重要な安心材料になります。

 
また、コミュニティーに入っていると、鮮度の良い情報を手に入れることが出来ます。
例えば、「学校以外の選択肢を知りたい」と思った場合、ネットで検索するだけでは表面的な情報しか得られませんが、経験者に聞けばリアルな口コミ情報を手に入れることができます。
 
今は、HSCを育てる親と繋がれるオンラインコミュニティーなどが増えてきています。それぞれ規模や特徴が違いますので、自分の好みに合う居場所を探してみてください。

②学校以外の選択肢を知っておく

2つ目は、学校以外の選択肢を知っておくことです。色々な選択肢を知っておくと、「学校に行かなければならない」という考えに縛られなくて済むからです。

同じHSCでも、小学校に行っている子もいれば、自宅で勉強している子もいます。フリースクール等に通っている子もいます。自分の子がどうなるかは、やってみなければ分かりませんね。

子どものタイプ、親のコンディション、担任の先生やお友達との相性、クラスの保護者、など、色々な要素が絡みあっているので、上手くいく場合もあるし、上手くいかない場合もあるでしょう。
 
基本的には、学校側と協力して、子どものために出来ることをやっていくのが理想です。
でも、どうしても上手くいかない場合は、学校にこだわる必要はないのです。「学校に行かなければならない」と考えていると、行けなくなった時に「なんで」「困った」「行かせなきゃ」と考えてしまいます。
でも、親がそのような反応をしても、状況は良くなりません。先の章で伝えたように、HSCにとって学校には、自分の努力ではどうにも出来ない壁のようなものがあるのです。

・子どもは自分の好きな授業だけ参加している。親は付き添い登校をしている。

・子どもは学校には行かず、自宅で勉強している。親も在宅で仕事をしている。

・子どもはフリースクールに通っている。親は様子を見ながら会社勤務を続けている。

など、先輩親子が選んだ道は本当に様々です。あんなパターンもあるんだ、こんなパターンもあるんだという事を知り、
「学校でなくてもいい」と思えていると、深刻な状況に追い込まれることを防げます。

「学校に行かなくてもいいなんて!」と感じる方もいるかもしれませんが、今や「学校以外の場所を選択する」ことは決して珍しいことではないのです。むしろ、時代の先を行っているのではないかという思いさえあります。

孫 泰蔵(ソフトバンク孫正義の弟)も日経BPインタビューの中で以下のように言っています。世間の当たり前にとらわれる必要は全くないんだ、と勇気が湧いてきますね。

これまでと同じ行動を取っているほうが安心」という“経路依存性”がはたらいて、教育についても思考停止状態に陥っている人は少なくないように思いますね。学校に行くかどうかも自由に選択していいと思いますし、僕個人の考えをもっと言ってしまうと、「学校は行かなくっていい」とさえ思っています。
選択肢をうんと広げて、学校に行ってもいいし、行かなくてもいいし、複数の学校に行ってもいいし、学校ではない他のところで学んでもいいというような、『社会全体』で学べる環境を創ろうよ。
https://business.nikkei.com/atcl/interview/16/082900029/090500002/?

③働き方について考えておく

3つ目は、働き方について考えておくことです。
子どもが何の問題もなく学校に通えている場合は良いですが、行き渋りが出たり、突然学校行けなくなったりした場合に、親(特に母親)の働き方について決断を迫られることが多いからです。

例えば、母親がフルタイムで外勤だった場合、
子どもが朝起きて、「学校に行きたくない」「今日は一緒に居て欲しい」と言ったら、
「いいよ。」と答えられるでしょうか?
1日、2日で済めばよいですが、長期化することも十分考えられます。
本当は「休んでもいいよ」と言ってあげたいのに、仕事が理由で子どもに寄り添ってあげられないというのは、親として辛いものがあります。

自分の仕事に対する考え方、夫の仕事は融通がきくか、祖父母のサポートが受けられるか、など、家庭によって事情は違います。
しかし、子どもが母親を求めた時に、

・自分はどうしたいか
・それは今の仕事をしながら実現可能か
・実現が難しい場合はどんな選択肢があるか

という事について、自分の考えをまとめておくこと、働き方に関する情報を集めておくことが大切です。

自分の子がどうなるかは分かりませんし、家庭の状況も変わっていくので、全てを完璧に決めておく必要はありません。ざっくりとしたもので大丈夫です。
今考えられることはしっかりと考えて、情報を集めて、働き方の選択肢を頭の片隅に置いておくと、いざ決断を迫られたときに慌てずに済みます。

ちなみに私はHSCの親のコミュニティーに入っていますが、メンバーの中には、フリーランスで在宅で働いている方がけっこう多いです。子どもが自分で登校できる日もあれば、母も付き添いで登校して別教室で待機することもある、というように、予定がよめない生活の中でも、比較的融通がききやすいといいます。

事務系や、ライティング系、デザイン系など、今までのお仕事の経験を活かして活動している方もいたり、子どもの不登校をきっかけに心理カウンセラーの職を目指している方もいます。

子どもへ寄り添うことと、ご自身の仕事を、バランスよく両立されている方が多いなあという印象です。

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ayumi
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まとめ

いかがでしたでしょうか。
・HSCが小学校入学 HSCならではの苦労
・HSCが小学校入学 入学前にやっておくと安心な3つのこと
についてお伝えしました。

少しでも前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。ただでさえ緊張感のある小学校入学。HSCの親子なら尚更です。あまり気負いせず、子どもと一緒に新しいステージを楽しみたいものですね。

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