【講演会レポ】学校に行きづらい子ども~家庭でできる子どもとのかかわり方~①

雨が続きますね~。
今朝は子どもたちがぐずぐずモード。
天気がさっぱりしないと、モヤモヤしますよね。

子どもたちと一緒にダラダラしていたら、
そのうち娘が「もう行こうよ~」なんて言い出しました。

子どもたちを保育園に送りとどけて、コーヒー飲みながらパソコンに向かっています。

さてさて、今日は講演会レポです。

先日、市主催の講演会に参加してきました。


「学校に行きづらい子ども~家庭でできる子どもとのかかわり方~」
講師:都留文科大学講師 早川恵子さん

◆市の不登校の状況
まずはじめに、市の不登校の状況について説明がありました。

・市では、不登校が100人超(対象は不明。小中高かな?)
・2年連続で増加
・長期化
・低年齢化(小学生)

不登校100人の分母が分からないので人数に関しては何とも言えないのですが、長期化、低年齢化しているというのは全国的に同じ傾向ですね。

◆市の取り組み
ではこの状況を課題として捉えていて、色々な取り組みをしているとのこと。

・学校と家庭の連携
・学校以外の学びの場を整備
・不登校保護者のつながりをつくる

この取り組みはちょっと予想外で嬉しかったです!

日本の行政の動きってすごーーく遅いので、まだまだ「学校に戻そう」という意識があったり、不登校への取り組みも古かったりするのかな、と思っていました。

でも、学校以外の学びの場を整備するとか、保護者のつながりをつくるという取り組みが動き始めているようです。市が主催で不登校保護者の集いを企画しているとか!

行政がこういう取り組みをするって、とても大きな意義があると思うんです。

「大丈夫だよ」
「学校以外の場所もあるよ」
「仲間がいるよ」

って、世間からも言ってもらえているような気がしてほっとする人がいるんじゃないかな。
もっとこういう空気感が広がっていけばいいな~と思いました。

◆早川恵子さんのご紹介
講師の早川恵子さんは、元小中学校の教師。お子さんが生まれて10年くらいはお仕事をお休みしていて、その後、休職になった先生の代理でクラスに入り始めました。

休職というのは、産休だけではなくメンタルも多くて、そうするとクラスがものすごく荒れている状態なんですって。でも、早川さんが担任をもつと不思議とクラスの状態が良くなっていったというのです。

それが評判になり、教師にアドバイスをする立場でノウハウを広めてくれないか?と声がかかったそうです。

それまでは感覚でやっていたけれど、人に伝えるためには理論が必要だと感じ、学芸大学の小林正幸先生の元で研究を始めました。専門は、不登校、ソーシャルスキルトレーニングについて。

今は、都留文科大学講師、カウンセリング研修センター学舎ブレイブ室長として活躍されています。

◆こんなお話がありました
内容は盛りだくさんでしたが、概要はこんなかんじ。

・子どもたちが抱えている不安や悩み
・不安や悩みの裏にある「願い」
・ストレス反応をキャッチして対処すること
・「自分にも良い相手にも良い」

これまで経験されてきた沢山の実例を紹介しながらお話してくださったので、臨場感と説得力がありました。

なんだか、本題に入る前に長くなってしまったので続きはまた今度~^^

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