先週、私が一日外出していた日がありました。
娘はお留守番。
夫は在宅ワークで、お昼ごはんの時以外は仕事部屋にいました。
夕方、私が帰宅すると、娘は、朝と同じ場所でテレビを見ていました。
「ただいま~」と声をかけても無表情でした。
娘は一日中、家のリビングで一人、どんな思いで過ごしていたんだろう…。
寝る前に、二段ベッドの下の段から「きょうはどんな日だった?」と聞いてみました。
娘は、二段ベッドの上の段からこう答えました。
「ずっと学校のこと考えてた。なんで行けないんだろう?って。心の外側は行きたいけど、心の奥は行きたくない。
静かな学校とか、女の子だけの落ち着いた学校だったら安心して行けるのかな。
でもお友達と離れるのはいやだしな…。」
聞いた時は一瞬切なくなったけど、よく考えたらこれってすごいことじゃない!?
●表層の行きたい気持ち、深層の行きたくない気持ち、どちらも受けとめている
●解決策を考えている
●言葉にして伝えている
みーーちゃーーん????????
話してくれてありがとう。
私は二段ベッドの上の段にのぼって、娘をぎゅーっと抱きしめながらお話しました。
————–
一番大事なのは、みーちゃんの本当の気持ちだよ。心の奥で、みーちゃんが本当に感じていることを大切にして欲しいな。
知ってた?
子どもはね、どこで勉強してもいいんだよ。
家でもいいし、学校でもいいし、その他の場所でもいい。
自分に合った場所を選ぶことが出来るんだよ。
ゆっくりでもいいし、早くてもいい。
いつからでもいいし、途中で休んでもいい。
お家のお手伝いも、お絵かきも、公園遊びも、立派な勉強だよ。
みーちゃんは今、お家で過ごしているね。
みんなは学校に行っているのに、1人だけお家にいると、心配になることもあるよね。
辛いこともたくさんあるね。
なんで学校来ないの?と聞かれることもあるし、ずるい!と言われることもある。
みんなと違うって、けっこう大変だよね。
でも、みーちゃんは、自分の本当の気持ちをちゃんと感じて、それをパパとママに教えてくれて、自分の道を選んでいるね。
それって本当に素晴らしいことだと思うよ。
かっこいいなって思う!
決めた道を進もう。
違うと思ったら戻ればいいし、また別の道にいったっていい。
いつだってやり直せる。
パパもママも、そうやって自分の道を進んでいるよ。
こっちかな?あれ、違ったか!あっちかな?
ってね。
一緒に、ゆっくりいこう。
いつでも味方だよ。
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