長沼先生×明橋先生 トークイベントに行ってきました!

昨日は、ずっと楽しみにしていた長沼先生×明橋先生のトークイベントへ。

日本におけるHSCの第一人者であるお2人の話が聞ける、豪華すぎるイベントです。
定員を超えても申込が止まらなかったそう。
日本でも、HSC・HSPへの感心がかなり高まっていますねー!!

会場内は写真撮影が出来なかったのですが、沢山の人で賑わっていました。

HSCの親御さん、HSPの当事者、HSC・HSP関連のお仕事をされている方だけでなく、医療従事者や、臨床心理士さんなども参加されていたようです。

みなさん、熱心にお話に耳を傾け、メモをとり・・

時折ふふっと笑いが起こる場面も。

会場は静かでしたが、参加者のみなさんの熱があふれているように感じました。

◆プログラムはこんな感じでした
・明橋先生によるHSCの基礎知識
・長沼先生による学術的な話(共感覚、過剰同調性、発達性トラウマ、ホメオスターシスなど)
・Q&A

全てのお話が素晴らしかったのですが、
特に印象に残った内容についてご紹介させてください。

◆明橋先生のパートより

「ニューロダイバーシティ」
これは、神経多様性といって、多様な種が存在することに意味があるということです。
それぞれに役割があり、病気、障がい、区別はないのです。
単なる「違い」「多様性」なのです。

温暖化で絶滅するシロクマのことを知って心を痛めるHSCがいることは、
意味があることなのです。

やっぱり、HSCがこの世の中に存在する意義って絶対にあるんだと勇気づけられました。
HSCに限らず、すべての人がそうなんですよね。

ついつい、他人のモノサシで測ったり区別してしまったりする自分もいるのですが、
原点はここですね。

◆長沼先生のパートより

敏感な子どもは、相手の微妙なサインに自然と気がついてしまい、それに対応しようとする。

その対応の仕方が大人になってからも残っている。

子ども時代に、大人との信頼感が得られなかった場合には、成長してから慢性的に不安感をもったり、社会を避けたりするようになる。

これは、生まれつきではなく、学習したもの。

薬で治らないのは、「愛着」の問題がからんでいるから。

もちろん、HSCを守る方法はたくさんありますが、表面的な対応方法だけではなく、根本にある「愛着」という観点にしっかりと向き合う覚悟が必要なのだと、改めて感じました。
HSCと「愛着」については、また改めて記事を書きたいと思います。

◆Q&Aのパートより
Q:身内との境界線をひくにはどうしたらいいの?
という質問に対する長沼先生の回答。

大原則は、家族で煮詰まらないようにすること。「家族に風を入れる」なんていいますね。

受け入れて、離れるというのがポイントです。

相手がどれだけ悪であっても
相手を認め
受け入れる
そして離れるのです

つまりは
精神的に、自分を高めることです。

自分を高めると、家族の人間関係が変わってきます

HSCを育てている親御さんが、「身内と境界線をひけない」というお悩みは本当に多いですよね。
これはやはり、そう簡単に解決する話ではありません。

結局は、「自分を高める」ことなのだと、突き付けられた気がしましたし、
同時に、「自分で変えられるのだ」と勇気がもらえた気もしました。

まだまだご紹介したい内容が盛りだくさんでしたが、長くなりそうなので一旦この辺で^^
今日の学びをまた、今後の活動につなげていきたいと思います!

そして最後に、
昨日はもう一つ嬉しいことが!

トークイベントの前に、HSCの書籍プロジェクトや親子の安心基地で出会ったメンバーと、
リアルランチ会をしたのです!

いつもパソコンの画面上で見ていた方とリアルで会えるというのは、なんとも言えない感動がありました。

「わー本物だ~!」
「はじめまして・・なのかな?」
なんて笑いあいました。

イベントに遅れそうになるくらい!笑
話が盛り上がっちゃった私たち。

やはり、リアルはいいな~
あったかいな~

と感じたのでした。

お互い、それぞれの道を歩んでいるけれど、
これからも、どこかふかーいところで繋がっていられるような、
そんな尊い仲間です。

改めて、この出会いをつくってくださったkokokakuさんに感謝です。

さて、今週もがんばるぞ~!

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