こんにちは。
2月3日は節分でしたね。HSCの子にとって節分はかなり刺激的なイベントなんじゃないかなと思いますが・・笑
みなさんのご家庭ではどんな風に過ごされたでしょうか。
今日は、我が家の節分エピソードをお話したいと思います。面白い発見(!)もありましたのでご紹介しますね。
去年の10月のこと。
まだ10月だというのに娘が「ねえママ、節分ってあと何回寝たら?」って聞いてくるんですね。
何かのきっかけで節分の鬼を思い出してしまったようなんです。
実は去年、お友達家族と一緒にかなりこわ~い節分をやっちゃいまして。パパたち2人が、全身タイツにアフロにお面で仮装して鬼になって家に入ってくるという、何とも恐ろしい節分です。
どうやらその時のことが強烈に残っていたらしくて、何かのきっかけで思い出してしまったんですね。
こうなるともう、気になって気になって仕方がない。「大丈夫だって、気にしすぎ」じゃすまない。
じゃあどうしたら安心できるかということで、娘と相談しながら、まずお手紙を書きました。
≪節分の日に鬼こないでください。お願いします。≫
お手紙を玄関に置いておきました。
「う~ん。鬼は字が読めるの?本当にこれだけで大丈夫?」まだまだ心配な様子の娘。
今度は、豆を置いてみました。節分の豆は無かったので、私のおつまみの豆を。

これでもまだ、ありとあらゆる想定リスクが湧き出てきます。
「豆が袋に入ってて匂いがしないけど、これで追い払えるのか」
「豆は腐らないのか」
「玄関だけで本当に大丈夫か」
「この豆は本当に節分の豆なのか(私のおつまみってことがバレたか)」
でもまあ、しばらくするとだんだん落ち着いてきました。
クリスマスが来て、お正月が来て、ついに節分が近づいてきた頃、娘の不安がまた膨らんできました。
娘「うちには鬼来ないよね?」
娘「来ないよね?」
私「うん、絶対来ないよ。だってずーっと前からお手紙と豆置いてあるもん。大丈夫。」
夫とも、今年は家では節分イベントなしね!と話し合いました。
でも世の中というのはそう甘くありません。保育園で節分の行事があるんです。節分の日には、保育園に赤鬼と青鬼が来ます。そのことを知っている娘は、ソワソワしていました。
今度は何が出来るかな?と考えながら娘の様子を見ていたら、ある日、自分で言い出したことがあったんです!
「ねえママ、なんで節分てやつがあるのか教えて欲しい。」
おお!そうきたか。自分が怖いって感じてるものの正体を知ろうとしてるってこと?すごーい!!
私も節分のことはあまり詳しくなかったんですが、このチャンスを逃してはならないと、スマホで調べながら娘にお話しました。
娘「ふーん。そうなんだ。冬が終わって悪いものを追い払って、いい春が来ますようにってことね。」
私「そうそう、面白いね~」
娘「ねえママ、わたし鬼と仲良くなりたい。仲良くなれば怖くなくなる気がする。」
おおお!すごい。今度は怖いものを味方につけようとしてるってこと?なんてこと!
もう、感心しちゃった。
つまり娘は、「怖い」ものに出会ったとき
・正体を知る
・味方にしちゃう
っていうアプローチを試みたわけですね。
(怖いけど見たい、知りたい、近づきたいっていうのは、刺激追求型のHSSならではの特徴が出ているかも)
とにかく、めちゃめちゃ素晴らしいって思いました。
生きていたら、怖い出来事、場所、人・・そんなものに沢山出会います。
もちろん、怖いものと無理に向き合う必要はないとは思いますが、怖いものの正体を知って味方にしちゃうって、色んなことに活かせるアプローチですよね。
人間関係でも仕事でも心のケアでも。
保育園での節分が終わって帰ってきた娘は、
「ママ、ぜんぜんだめだった、怖すぎて近づけなかった!」
「おに、豆投げられてかわいそうだった」
と言ってました。鬼の気持ちも感じてて。さすがです。
ということで今日は「HSCと節分」というお話でした。
こどもの姿勢から学べることって沢山ありますね。ぜひみなさんのご家庭のお話も聞かせていただきたいです!会いに来てね~♪
◆次回のお茶会の予定はこちら
2020/3/7(土)HSC子育てサロンお茶会 開催します!
それでは今日も素敵な一日になりますように。
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